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2024/09/07 院長ブログ~城めぐり編1~
こんにちは。院長の秋本です。
今回は私のもう一つの趣味である城跡めぐりについて書きたいと思います。
私の少年時代には横山光輝の漫画「三国志」や光栄のゲーム「信長の野望」などが子供たちの中で流行しており、私もそれをきっかけに歴史に興味を持つようになりました。その後、中学時代に研修旅行で訪れた吉備地方で造山古墳の大きさに衝撃を受け、「百聞は一見にしかず」を身をもって体験しました。いくら本や画像で見聞きしていたとしても、実物を見て体験することで得られるものには全く敵わない、ということを理解することができました。
大学に入り、ある日たまたま訪れた滋賀県で「安土城跡」という看板を見つけました。私の中では安土城といえばゲームの中の城で、本能寺の変後に破却され消滅したものだと思っていました。しかし、実際足を踏み入れてみると多くの石垣や天主台がのこり、歴史の息吹を大いに感じることができました。信長が実際に立っていた場所にいま自分が立っているのだ、というロマンに身が震えた記憶があります。これが私の城めぐりの原体験となりました。
30代に入り、医師として少し仕事に余裕ができたころから「日本百名城」をめぐることを始めました。これは公益財団法人日本城郭協会の定める全国100か所の名城をまわり、スタンプ帳を埋めていくという活動になります。大学時代に安土城で味わったロマンが忘れられず、開始しました。その後4年半かけてすべて回り、現在はその後制定された「続・百名城」をめぐっています。
これからこの場をお借りして、百名城や続・百名城で私が撮影してきた写真とともにお城の話をさせていただきたいと思います。興味のある方は文章までじっくりと、興味のない方は写真だけでもご覧いただけますと幸いです。
東小天守石垣(入口の無い方)から望んだ広島城大天守
